食べ物の内祝いはシーンを選ばない!

内祝いと一言で言っても、結婚や出産、新築、快気祝いなど、贈るシーンはさまざまです。そして、シーンによっては、せっかくの贈り物が相手に失礼になってしまうことがある点には注意が必要です。たとえば、結婚の内祝いに「切る」を連想させるハサミや、「割れる」陶器やガラス製品、「苦」や「死」を連想させる櫛などを贈るのはふさわしくないとされています。また、快気祝いには、病気や怪我が後に残らないよう残るものを贈らないというのが一般的な習わしです。もちろんその手のマナーを気にしない人もいるものの、お菓子であればどんなシーンの内祝いでもマナー違反になることがまずありません。そのため、内祝いはお菓子などの食べ物を贈るのがおすすめです。

食べ物なら後に残らない!

食べ物であれば、食べてしまえば後に何も残りません。一方で、形に残るものを内祝いで贈って相手の好みに合わなかった場合、置き場所や処分の負担をかけてしまいます。実際に内祝いに限らず、受け取った引き出物やプレゼントの置き場所や処分に困った経験は、多くの人が一度はしたことがあることでしょう。その点、消えものであるお菓子は食べてしまえば後に何も残りません。どのような関係性の人にも気軽に贈れます。なお、内祝いは相手への感謝の気持ちを表すものです。そのため、普段自分で買わない貴重性の高いお取り寄せスイーツや高級な食べ物を贈るのがおすすめです。特に、高級感のある見た目のものやかわいいものなど、相手のイメージにあったものを贈ると、より喜ばれることでしょう。